告白一覧

410件

奪われる16

美奈子は自分の下腹部が露出したことに気づいていない。 これがスカートだったり、あるいは同じパンツでももっとゆったりしたデザインのものだったら、間違いなく瞬時に勘付いていただろう。柔らかいショーツが肌を...

ゆうくん 2005年01月10日
3,581

奪われる15

同じ裸になるなら自分で脱いだ方がどれほどマシか。中年男の手で服を一枚一枚剥ぎ取られるなど考えただけで虫酸が走る。 「だ、駄目です!わ、わたし、自分で脱ぎます!」 安西は困ったように苦笑を浮かべた。 「奥...

ゆうくん 2005年01月06日
4,819

奪われる14

寝室のドアの前に立った美奈子は、ドアノブに手をかけたまましばらく躊躇した。夫婦生活の場である寝室を他人に披露するのは、屈辱と羞恥を感じずにはいられない。 「どうしました?そこが白い壁紙の部屋ですか。早...

ゆうくん 2005年01月05日
3,449

奪われる13

「ようやく決まりましたか。いいですよ、そうしましょう。‥‥で、奥さんにお願いがあるんですが、お互いに念書をとりかわしませんか」 「念書?」 「そう。そうすれば奥さんも安心できるでしょう?私は『九十万円相当...

ゆうくん 2005年01月04日
3,534

奪われる12

美奈子は驚愕した。つぶらな目が、文字通り丸く見開かれた。 「オ、オール‥‥。えっ!ふ、服を脱ぐんですか!」 「ははは、当たり前でしょう。服を一枚残らず脱いで、普段大切に隠している身体の秘密をレンズの前に晒...

ゆうくん 2005年01月04日
3,260

奪われる11

二人は再びソファで向かい合った。 「まあ、確かに高いかもしれませんが、でも菱川家の方なら大丈夫でしょう?」 「‥‥‥‥」 美奈子は絶望の吐息をつく。実は美奈子夫婦には金がなかった。 美奈子本人は、短大を卒...

ゆうくん 2005年01月04日
3,053

奪われるその10

美奈子の家に着き、二人は車から降りた。玄関に入る。 安西を待たせておいて、美奈子は家中を走り回り照明を点灯していく。 待たされている間、安西はこっそり玄関の鍵を閉め、ドアチェーンまで嵌めてしまう。これ...

ゆうくん 2005年01月04日
3,312

奪われるその9

美奈子は蒼白になった。ただでさえ色白の肌から一斉に血の気が逃げていく。 ――ひ、人を跳ねてしまった‥‥。ど、どうしよう‥‥。 ストレッチパンツにピッチリと包まれた両の膝が、熱病患者のようにブルブルと震える。...

ゆうくん 2005年01月03日
3,709

奪われるその8

すでに陽が地平線下に沈んで三十分以上経っていた。先ほどまで鮮やかに空を染めていた夕焼けも、もはや宵闇に取って代わられ、地上には急激に夜のとばりが降りつつあった。 安西は美奈子の家まであと数百メートルの...

ゆうくん 2005年01月03日
3,275

奪われるその7

数時間後、安西は事務所の自分のデスクに向かって腰を下ろしていた。 すでに日付が変わり、無人の事務室はがらんとしている。 デスクの上には、大判に引き伸ばされた十数葉の写真が並べられていた。写真には若い女...

ゆうくん 2005年01月03日
3,426