奪われる28
ゆうくん
2005年03月22日
7,173
安西は二枚の花びらの内部をいいようにいたぶり、嬲った。
美奈子の全身が、赤みを帯びて火照ってきた。同時に汗が噴き出てくる。身体の内部で美奈子の秘められた本能に火がつけられたらしい。
呼吸も速くなってきている。あえぎ声こそ上げないが、次第に吐き出される息が熱く悩ましいものに変わってきた。
安西の舌先も美奈子の変化を捉えていた。奥の方からタラリタラリと愛液が滲み出てくる。美奈子の“女の匂い”が鼻をつく。生硬だった肉襞が従順になり、時折小さく蠕動する。
「‥‥ううう‥‥いやぁ‥‥」
美奈子の狼狽も大きくなった。身体を大きくくねらせて感覚の襲撃を少しでも耐えようとする。
先ほどまで線香花火のようだった快感の襲来も、いまではネズミ花火に変わっていた。跳ねまわりながら身体の隅々まで転がり、火の粉を散らし、最後は肉体の最奥で破裂した。そしてその度に最奥の“潤い”も着実に増していくのだ。
安西は一度亀裂から顔を上げた。少し距離を置いて美奈子の“そこ”を観察する。美奈子の股間にしっとりと潤った赤い花が咲いていた。
二枚の花弁は赤みを増してぽってりと左右に開いている。いつの間にか最奥への入り口の小さな穴が露出して、淫らな体液で濡れ光っていた。
二枚の花びらの合わせ目のあたりに、安西は目を留めた。美奈子の最も感覚の敏感な部分が、隠れ潜むことができなくなったらしく、包皮を持ち上げて屹立していた。
ちらりと目覚ましを見る。十時四十二分。あと三分だった。
安西は美奈子の両ももへ回していた手を外す。顔を股間から離し、上半身を起こした。今まで責めさいなむ一方だった安西が身を離したので、美奈子はほっと吐息をつく。
だが安西は、美奈子に身体の火照りを冷まさせる余裕を与えなかった。美奈子の両足を両肩にそれぞれ載せると、左手を前に回し、抱え込むように、自分の上半身にぐっと押さえつけた。美奈子の股間は鋭角のV字に開かれたまま固定されてしまう。
美奈子ははっとなって安西を見上げた。空いた右手が股間に伸びてくるのを認めた美奈子の脳裏に、嫌な予感が稲妻のようによぎる。
――ま、まさか‥‥。
次の瞬間、新たな戦慄が美奈子の胸を見舞った。
予感は的中した。安西の右手が股間に触れ、美奈子が最も恐れていた行為に移ったのだ。これまで決して直接触れようとしなかった、一番感覚が敏感な肉の蕾を、その節くれだった指が捉えたのである。一瞬、強烈な電流がほとばしった。
「い、いやぁ!そ、そこはだめっ!だめよっ!」
安西はとっておきの形で残しておいた最後のごちそうに取りかかった。いきなり包皮を捲ったりせず、まずは覆いの上からやさしく揉み込む。包皮の内部で陰核の本体が、おろおろと右往左往する。
感電したように美奈子の身体が跳ね上がった。堪えようがなかった。ゴツゴツした指が摘み擦りあげるたびに、これまでの数倍の快感が全身を貫いた。
「だ、だめよ!お、おねがい!いやあ!」
安西の指は、あいかわらず粘着そのものといった調子で、ゆっくりじわじわと蕾を揉み込んでくる。包皮の内部の芯を、親指と人差し指と中指で摘むと、縦方向に繰り返し摩擦する。
美奈子の全身が堪えきれぬようにウネウネとくねった。身体が熱かった。玉の汗が吹き出す。肉体の内部の火が、燃えさかる炎と化したのだ。
男の指で翻弄される陰核は、さらに極限まで充血し膨張し硬度を増す。美奈子は自分のそれが、こんなに大きく硬く凝固するとは知らなかった。雄二との営みのときも、自ら慰めるときも、ここまで屹立したことはない。
「だめぇ!おねがいだから‥‥やめてェ!」
肉の真珠が極限まで凝固したことが、いまだ経験したことがないほどの感度を生んだ。武骨な指の腹でコリコリと円を描くように転がされると、反射的に腰が浮き上がってしまう。
安西はバネ仕掛けの人形のように跳ねる美奈子の身体を押さえつけると、再び顔面を美奈子の下腹部へ落とし込んだ。
「ああ、い、いやよ!そ、そんなことしないで!」
安西の意図を察した美奈子のおびえたような悲鳴が飛ぶ。
指先で包皮をクルッと剥くと、瑪瑙のような蕾の本体が露出した。安西は尖らせた舌先でぺろりとひと舐めする。
安西の舌先が触れた途端、包皮という緩衝材がなくなった分、これまでの最
高レベルの快感が駆け抜けた。同時に美奈子の内部で何かが弾け飛んだ。
「はっ、はあん!」
それは鼻に抜けるような嬌声だった。明らかに男の愛撫に応えて自らも愉しむ女の声だった。その刹那、二人ともはっとなったように動きを止めた。
安西は鋭い目つきで美奈子の表情をうかがう。美奈子が愉悦の声を上げたのはこれが初めてだったからだ。美奈子は美奈子で、今の嬌声が自分でも信じられないといったふうに表情を凍り付かせている。
――い、いけない!こんな声‥‥耐えなきゃ‥‥でも、どうしてこんなに‥‥。
美奈子は改めて自分の肉体の脆さに慄然となる思いだった。
安西は畳みかけるように肉の芽を責め込んでくる。
硬く尖らせた舌先でころころ転がす。上下の唇で優しく甘噛みする。時折は口を離して、三本指で摘み、擦り、押し込み、回す。
一番敏感な部分を集中的に狙われ、美奈子の肉体はひとたまりもなく官能の渦に巻き込まれていった。
「はあっ!あああっ!あん!ああん!」
もはや美奈子は官能の声を抑えることができなかった。すでに押し寄せる快感の津波に対して抵抗しようという意志が失われかけていた。立て続けに悦びの喘ぎ声を上げさせられてしまったことで、張りつめた糸が切れてしまったらしい。
むろん積極的に快楽をむさぼるわけではないが、先ほどまで確かにあった、身体に力を込めて快感を封じ込めようという努力は、すでに失われてしまっていた。
美奈子の全身が、赤みを帯びて火照ってきた。同時に汗が噴き出てくる。身体の内部で美奈子の秘められた本能に火がつけられたらしい。
呼吸も速くなってきている。あえぎ声こそ上げないが、次第に吐き出される息が熱く悩ましいものに変わってきた。
安西の舌先も美奈子の変化を捉えていた。奥の方からタラリタラリと愛液が滲み出てくる。美奈子の“女の匂い”が鼻をつく。生硬だった肉襞が従順になり、時折小さく蠕動する。
「‥‥ううう‥‥いやぁ‥‥」
美奈子の狼狽も大きくなった。身体を大きくくねらせて感覚の襲撃を少しでも耐えようとする。
先ほどまで線香花火のようだった快感の襲来も、いまではネズミ花火に変わっていた。跳ねまわりながら身体の隅々まで転がり、火の粉を散らし、最後は肉体の最奥で破裂した。そしてその度に最奥の“潤い”も着実に増していくのだ。
安西は一度亀裂から顔を上げた。少し距離を置いて美奈子の“そこ”を観察する。美奈子の股間にしっとりと潤った赤い花が咲いていた。
二枚の花弁は赤みを増してぽってりと左右に開いている。いつの間にか最奥への入り口の小さな穴が露出して、淫らな体液で濡れ光っていた。
二枚の花びらの合わせ目のあたりに、安西は目を留めた。美奈子の最も感覚の敏感な部分が、隠れ潜むことができなくなったらしく、包皮を持ち上げて屹立していた。
ちらりと目覚ましを見る。十時四十二分。あと三分だった。
安西は美奈子の両ももへ回していた手を外す。顔を股間から離し、上半身を起こした。今まで責めさいなむ一方だった安西が身を離したので、美奈子はほっと吐息をつく。
だが安西は、美奈子に身体の火照りを冷まさせる余裕を与えなかった。美奈子の両足を両肩にそれぞれ載せると、左手を前に回し、抱え込むように、自分の上半身にぐっと押さえつけた。美奈子の股間は鋭角のV字に開かれたまま固定されてしまう。
美奈子ははっとなって安西を見上げた。空いた右手が股間に伸びてくるのを認めた美奈子の脳裏に、嫌な予感が稲妻のようによぎる。
――ま、まさか‥‥。
次の瞬間、新たな戦慄が美奈子の胸を見舞った。
予感は的中した。安西の右手が股間に触れ、美奈子が最も恐れていた行為に移ったのだ。これまで決して直接触れようとしなかった、一番感覚が敏感な肉の蕾を、その節くれだった指が捉えたのである。一瞬、強烈な電流がほとばしった。
「い、いやぁ!そ、そこはだめっ!だめよっ!」
安西はとっておきの形で残しておいた最後のごちそうに取りかかった。いきなり包皮を捲ったりせず、まずは覆いの上からやさしく揉み込む。包皮の内部で陰核の本体が、おろおろと右往左往する。
感電したように美奈子の身体が跳ね上がった。堪えようがなかった。ゴツゴツした指が摘み擦りあげるたびに、これまでの数倍の快感が全身を貫いた。
「だ、だめよ!お、おねがい!いやあ!」
安西の指は、あいかわらず粘着そのものといった調子で、ゆっくりじわじわと蕾を揉み込んでくる。包皮の内部の芯を、親指と人差し指と中指で摘むと、縦方向に繰り返し摩擦する。
美奈子の全身が堪えきれぬようにウネウネとくねった。身体が熱かった。玉の汗が吹き出す。肉体の内部の火が、燃えさかる炎と化したのだ。
男の指で翻弄される陰核は、さらに極限まで充血し膨張し硬度を増す。美奈子は自分のそれが、こんなに大きく硬く凝固するとは知らなかった。雄二との営みのときも、自ら慰めるときも、ここまで屹立したことはない。
「だめぇ!おねがいだから‥‥やめてェ!」
肉の真珠が極限まで凝固したことが、いまだ経験したことがないほどの感度を生んだ。武骨な指の腹でコリコリと円を描くように転がされると、反射的に腰が浮き上がってしまう。
安西はバネ仕掛けの人形のように跳ねる美奈子の身体を押さえつけると、再び顔面を美奈子の下腹部へ落とし込んだ。
「ああ、い、いやよ!そ、そんなことしないで!」
安西の意図を察した美奈子のおびえたような悲鳴が飛ぶ。
指先で包皮をクルッと剥くと、瑪瑙のような蕾の本体が露出した。安西は尖らせた舌先でぺろりとひと舐めする。
安西の舌先が触れた途端、包皮という緩衝材がなくなった分、これまでの最
高レベルの快感が駆け抜けた。同時に美奈子の内部で何かが弾け飛んだ。
「はっ、はあん!」
それは鼻に抜けるような嬌声だった。明らかに男の愛撫に応えて自らも愉しむ女の声だった。その刹那、二人ともはっとなったように動きを止めた。
安西は鋭い目つきで美奈子の表情をうかがう。美奈子が愉悦の声を上げたのはこれが初めてだったからだ。美奈子は美奈子で、今の嬌声が自分でも信じられないといったふうに表情を凍り付かせている。
――い、いけない!こんな声‥‥耐えなきゃ‥‥でも、どうしてこんなに‥‥。
美奈子は改めて自分の肉体の脆さに慄然となる思いだった。
安西は畳みかけるように肉の芽を責め込んでくる。
硬く尖らせた舌先でころころ転がす。上下の唇で優しく甘噛みする。時折は口を離して、三本指で摘み、擦り、押し込み、回す。
一番敏感な部分を集中的に狙われ、美奈子の肉体はひとたまりもなく官能の渦に巻き込まれていった。
「はあっ!あああっ!あん!ああん!」
もはや美奈子は官能の声を抑えることができなかった。すでに押し寄せる快感の津波に対して抵抗しようという意志が失われかけていた。立て続けに悦びの喘ぎ声を上げさせられてしまったことで、張りつめた糸が切れてしまったらしい。
むろん積極的に快楽をむさぼるわけではないが、先ほどまで確かにあった、身体に力を込めて快感を封じ込めようという努力は、すでに失われてしまっていた。